一日中自宅にこもり、知り合いのホームページの改装作業を続ける。夜になってようやく形になる。2週間ぶりに『新選組!』を見る。いよいよ内部対立が激しくなってきている。どんな組織でも、複数の意見は常に存在するし、組織を統御統率する人間はそれらをなるべく束ねて一つの考え方にまとめようとする。束ねるとはイタリア語でファッショと言う。フセイン政権下のイラクや北朝鮮において国民投票は常に投票率100%、結果は例外なくその政権を支持するものとなっているように、ファッショが行き過ぎれば只の恐怖政治になってしまうのだが、さりとて束ねないことには組織が組織たる理由をなくしてしまう。為政者は異論反論が起こりうることを念頭に置きつつ組織を舵取らなければならないのだなと思う。