昨日と同じように、8時過ぎに起きて朝食。チェックアウトを済ませ、荷物を預かって貰う。琴電に乗り、栗林公園駅で降りて、昨日とは反対方向に歩く。10分ほど歩いたところにある「大円」でうどんをすする。麺は柔らかいのにコシがある不思議な触感。妻が疲れるといけないので、帰り道はバスに乗ることにして、30分待つ。琴電にしても1時間に3本しか来ないから、この町ではいきおい暮らしがのんびりするのだろう。ようやく来たバスに乗り高松駅で降り、ぶらぶら散策する。兵庫町の「こんぴらや」で再びうどん。美味しい。三越の地下で地元の和三盆加寿貞良(カステラ)を買った後、ライオン通りのカフェで一服して、帰りのバスに乗るためホテルで荷物を引き取る。高松は空港までの交通手段が自動車しかないので、いきおいバスが混む。今回も、乗ろうとしたバスは始発の高松駅で既に満席になってしまい、後発の別便に乗らざるを得なかった。ともあれ、座ってしまえばやることはなく、ウトウトしているうちに空港に到着。チェックインを済ませ、実家や会社への土産物を整えてから、保安ゲートに並ぶが超大渋滞。日航と全日空の羽田行が5分差で出るダイヤのため、両便に乗る乗客が一気に押し寄せて、ローカル空港のキャパシティでは対応できなくなってしまっている。とはいえ、日航1408便はきちんと定時にゲートを離れる。離陸早々、機体がガタガタと揺れる。どうやら気流が良くないらしい。ようやくベルト・サインが消えたので、さっさとお手洗いを済ませておく。ドリンク・サービスが始まり、往路と同じくスカイタイムを飲んでいると、アナウンスが流れて、間もなく乱流が予想されるので、サービスを中断して乗務員も着席します、との報せ。どれだけ揺れるのかと身構えていたら、機体がフワっと落ちるような軽い乱れが一回あったきりで、殆ど揺れることはなかった。恐らく、この便の機長は「臆病者と呼ばれる勇気」を持って、乗務員を着席させたのだろう。羽田空港には定刻に着陸し、京急?浅草線直通?日比谷線のルートで帰宅。お腹がいっぱいなので、夕飯は食べずに軽くお茶するだけにして眠る。
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