朝9時前に起床。15時過ぎに自転車で家を出ようとすると、雷鳴が轟いてくるので徒歩に切り替えることにして傘を持って高島屋へ。買い物を済ませ、京橋のペンステーションカフェで一服。値段も手頃で落ち着いているのが良い。銀座の三越で別の買い物をした後、玉寿司で鮨を食べる。夕食には少し早い時間を狙って行ったので、殆ど並ばずに食べ放題をオーダー。カウンター席に並んで座っていると、客の顔というか性格というか、人間模様が垣間見えて面白い。鮨屋に限らず、サービス業と呼ばれる現場とは客と従業員の呼吸をこそ楽しみ味わうものなのであって、自分は客だからエラいんだぞという姿勢で臨む人たちは相手の呼吸を読まないから、結局は美味しく鮨を食べることは覚束ない。店員も店員で、単なるマニュアル通りにかしこまったり頭を下げるだけではなく、客の呼吸を見極めて働ける人が良い店員と言われることになるのだろう。たっぷり食べて満足する。ビックカメラに寄って、ビデオカメラやパソコンを見てから歩いて帰宅。


池波正太郎の銀座日記 (新潮文庫)
池波 正太郎
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