朝から快晴。昨日とはうって変わった絶景を眺めながら朝食。ホテルをチェックアウトし、紙屋町のバスターミナルに荷物を預けてから広電で宮島へ。のんびり路面電車に揺られるのも悪くない。フェリーに揺られ、16年ぶりに厳島神社に向かう。桟橋に降りるや、鹿の群れに囲まれる。参道を歩きながらアイスもみじや揚げもみじを頬張りつつ、神社を参詣。ちょうど引き潮の時間帯なので、干潟に足を踏み入れてみる。どこかしら、4年前に行ったモンサンミシェルを思い出す。名物のあなご飯を食べ、お土産屋をひやかして宮島口に戻り、JRで岩国に出てバスに乗り錦帯橋へ。江戸時代にこんな建築が出来ていたことに驚嘆する。橋を渡り、ソフトクリームをなめて戻るとバスの発車時刻が迫るというとんぼ返りではあるが、十分に楽しむ。JRで広島に舞い戻り、紙屋町から空港行きバスに乗る。日が暮れ始める。ふと、東京は大雪だったというニュースを思い出し、飛行機は無事に飛んでいるのだろうかと心配になってくる。空港に着くと、搭乗予定のフライトは飛行が決まっていないため搭乗手続きが出来ないとの通知。但し、2時間前に飛ぶ予定で、遅れてここに着いている別便への振り替えは出来るという。なので、その便への搭乗を済ませ、空港内のフードコートでお好み焼を再び食べる。ここで思いのほか時間を取られ、お土産を見る時間がなくなってしまう。いそいそと買い物を済ませてJL1618便に搭乗。MD-87なので機体が狭い。途中、さしたる揺れもなく羽田空港には当初乗る便の到着時刻とほぼ同じ21時過ぎに到着。京急?都営浅草線?日比谷線の乗り継ぎで帰宅。


夢の懸け橋―錦帯橋を創った男
中村 幸雄
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