直木賞作家となり、離婚・再婚を経て充実した生活を送っていた58歳の筆者を突如襲った、ステージ4の膵臓がん。

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直木賞作家となり、離婚・再婚を経て充実した生活を送っていた58歳の筆者を突如襲った、ステージ4の膵臓がん。
田中先生は書類をめくると、
「あっ、水野クンは法学部をふたつ受けているのね」
教室に入ると、事前に聞いていた通り面接官が2名いた。
ディクテーションが終わると、面接の時間になった。
外国語学部の一次試験の合格発表は、同じく上智大学を受験しに来ていた級友たちと一緒に見に行った。
上智大学の受験は、フランス語とドイツ語の試験だけ初日にあった。寒いけれど、雲のない快晴の青空だったのを覚えている。
高校のカリキュラムは生徒の志望に沿って選べるようになっていて、僕は文系3科目(国語、日本史、フランス語)に絞って、苦手の理数系からは早々に逃げおおせていた。
僕が上智大学を志望した理由は、フランス語だった。
平成7年1月、成人の日の連休に開催されたセンター試験から僕の大学受験は始まった。