戦争のない世界は誰しも願うところですが、先日テレビを見ていたら、アメリカが来るべき戦争に備えて「扱いやすい」小規模な核兵器を開発していることが問題視されていました。
「東側」がなくなって巨大な敵はもういないのに米国はけしからん、というのがそのテレビの論調であったように思えますが、巨大な敵は本当にいなくなったのでしょうか。いびつな膨張を続ける共産主義国家が、日本の近くにありませんでしたっけ。彼らはとても小規模とは言えない核兵器をしこたま抱えていませんでしたっけ。
見たくないものに眼を向けずに、世界は平和だなどとはしゃいで見せるような、おぼこで能天気な論理はそろそろ卒業していただきたいところです。