朝から妻の具合が良くない。どうやら熱があるらしいが、会社を休むわけにもいかないらしい。心配だが、先に家を出て会社へ。朝から、社外の偉い方が来られるので1Fのロビーでお出迎えをしようと思っていると、何と先方は既に来られており肝を冷やす。慌てて館内電話で秘書課長に電話して時間の繰り上げをセットアップ。お客さまは、胡錦涛来日の警備での渋滞を予想してかなり早めに来られた由だが、妙に準備の良い客というのも困りものだ、と勝手なことを思う。案内役は無事に終わるが、まだ昼前。仕事は山積。夜、先週着任された同僚の歓迎会を急遽開催することになり、大手町ビルの居酒屋へ。二次会は新丸ビルに場所を移す。日付が変わる頃に帰宅。体調不良の妻を先に寝かせて、やり残した仕事を片付けていたら、25時頃から断続的に地震が起きる。それほど大きくない揺れだったので妻を起こさなかったが26時前にかなり大きな揺れが襲い、慌てて寝室へ。妻も怯えていたが、揺れが収まるまでとにかくじっとしている。別の部屋でかなりの転落音が聞こえたので、食器が心配になる。果たして、部屋を見てみると損傷は殆どなく、転落音は書棚から本が崩れたものだったようだ。奥行きのあまりない書棚に無理やり前後2列に本を並べていたのが災いして、前列の本が殆ど散らばってしまっている。寝る前に作業をするのも厄介なのでそのままにしておき、仕事もそこそこにして眠ることに。日常の当たり前の時間なんて瞬時にして暗転する、ということを改めて思い知らされる。