Tag: 知識

若きサムライのために (5)

(中高時代の恩師に依頼されて書いた文書をnoteでも公開することにしました。各話1,200字/全7回)

読書の続き。
「どんな本を読んだらいいですか?」
と質問をする人が時々いますが、自分のお腹が空いた時に
「何を食べたらいいですか?」
と訊く人はいないと思います。食べたいものを食べますよね。
 
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若きサムライのために (3)

(中高時代の恩師に依頼されて書いた文書をnoteでも公開することにしました。各話1,200字/全7回)

説得力について。
ちょっと脱線する話から始めますが、近年英語公用語化を進める会社が現れています。一方で、英語化は国を滅ぼすと警鐘を鳴らす人たちもいます。
一体、どちらが正しいのでしょう?
 
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若きサムライのために (2)

(中高時代の恩師に依頼されて書いた文書をnoteでも公開することにしました。各話1,200字/全7回)

僕が高校生の頃までは、「いい大学に入ればいい会社、大企業に就職できて幸せになれる」という妙な方程式(?)のような風潮が広まっていました。

しかし、大学生になる頃に我が国は不況に突入。平成9年(1997年)には、絶対に潰れないと言われていた銀行が倒産しはじめ、最も衝撃的だったのは、四大証券会社のひとつ山一證券の破綻でした。押しも押されもしないはずの大企業がまたたく間に消滅し、社員は全員解雇されました。
 
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[800字コラム] 手紙を書くよ

僕は海外出張中に家族や友達に手紙を書くことが間々あって、切手と投函はホテルにお願いすることもあるんだけど、時間があれば郵便局に足を運ぶようにしている。ホテルの係員が、代金とチップだけせしめて送ってくれない経験もしているから。

そして、郵便局で気づくのは、日本もそうだけれども切手は現金でしか買えないということ。

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[800字コラム] 部屋とYシャツと私

「カレーはフォークで食べるのが正統なんですよ!」
得意げに語る人を時々見かける。どうやら英国式の作法を指しているようなのだが、ビーフカレーなるものの時点で正統からは掛け離れているはずで(聖なる生き物である牛をインド人は決して食べない)、それ以前に正統云々を言うのなら素手で食べるしかないだろう。
 
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“orange”をフランス語で読む

冬にパリで買ってきた漫画”orange”(もちろんフランス語版)を読んでいる。この作品に限らず、西洋ではおよそ例を見ないはずの右綴じが普通に流通しているのは、日本の漫画の浸透力の凄まじさなのだろう。
魅力あるものならば、既存の形と違うフォーマットであっても受け入れられるという好例だと思う(なんでもかんでもこちらが外国人に合わせてやる必要はないのだ)。 Continue reading