Category: Diary

アフリカ出張記(7): Late in the Evening

朝7時前に起き、8時過ぎに朝食。この出張中初めてホテルのレストランに向かう。美味しいパンとハムに満足する。よく見ると日本食もあるので、ご飯と鮭を食べてみるが、さして美味しくはない。チェックアウトを済ませて9時半にホテルを出て客先を回る。昼食は、市内のホテルで別のお客さんと会食。実に落ち着いていて申し分ないレストランだが、ビジネス・ミーティングなので、のんびりという訳にはいかない。ただ、アスパラガスの冷製スープもラムのソテーも非常に美味しい。午後も客先を訪問。夕方、地方都市ダーバンに移動するため空港へ急ぐ。出発までやや余裕があったので、ラウンジで休息。南アフリカ航空は、全日空と同じスター・アライアンスの一員で、ラウンジのつくりも先進国並みに豪華だが、職員の対応は極めて素っ気ない。ゴールドメンバーだからといって、「ミズノさまぁ、いつもありがとうございまぁす(はぁと)」などと言われることは絶対にない。南アフリカ航空573便はB737-800で、スター・アライアンスカラーが施されているが、日本で見るものより字体が太い。国内線の短いフライトでも、しっかり機内食が出る。ハムとチーズのホットサンドが供されたので、お腹は空いていないが少しだけかじる。ダーバン空港で、先に到着していた駐在員らに出迎えられ、ライトバンで移動。すっかり暗くなった高速道路を運転手が猛然と飛ばす。宿泊予定のホテルから至近にあるフレンチ・レストランでお客さんと会食。限られた日程でお客さんに会うために、この会食だけのためだけにやって来たのだ。幸い、会食は和やかに進み、メニューもフランス語で書かれているので分かり易い。注文したエビのフリッターも、チキンのカレー煮も美味しい。会食後、ようやくホテルにチェックインする。小綺麗なつくりでうれしい。眠気が襲ってきたので早々にベッドにもぐる。

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アフリカ出張記(6): Tomorrow’s gonna be another day

朝7時過ぎに起きて支度する。8時前にホテルを出て空港へ。実質僅か半日の滞在なのが心残りだが、限られた日程なので致し方ない。荷物のチェックインを済ませ、ラウンジに向かう。が、ラウンジというよりはタコ部屋とも言うべき窓もないスペースで、黒人の太った小母さんが入口に座っている。それでも、飲み物はちゃんと冷えているし、新聞も最新のものがあるのでゆっくり過ごす。お土産屋に向かい、昨日客先でご馳走になって美味しかった紅茶と、Tシャツを購入。南アフリカ航空7116便は、実際にはタンザニア航空による運航。垂直尾翼にはキリンが描かれていて何だか可愛い。ぼんやりしているうちに、ヨハネスブルグ空港に着陸。形ばかりの入国審査を済ませて到着ロビーで駐在員のお出迎えを受ける。早速、クルマで首都プレトリアの客先に移動。道路も街並みもまるで欧米のようで、他のアフリカとは全く違う様相に眼を白黒させる。夕方、プレトリアの子会社を訪問。ここに出向している責任者が、誰あろう、5年前僕を配属当初の部から追い出した当時の部長であり、まさか再会するとは向こうも思っていなかっただろう。果たして、会議室で顔を合わすと「ミズノ、久し振りぃ」などと妙に元気そうな声で語りかけてきたので、「何の因果でか、地球の反対側でまたお会いすることになりましたね。」と丁重に頭を下げながら返答したら、向こうも笑う。会議中から何か言いたげに視線を注いできて、やおら近づいてきたりもしたが、こちらは恣意的に目を合わせずに、何らコミュニケーションを図りはしなかった。恐らくは、役員に自分の悪口を吹き込まれていないか確かめたかったのだろう。彼にとっての関心事は、いつだって自分のことだけなのだろう。実際のところ、僕は役員には率直に「あの人が部長の時に僕は突然追い出されたんです。彼にとって僕は要らない人間だったんでしょう」と事前に伝えているが、必要以上に悪くは言ってはいない。夜、ホテルにチェックインした後、支店長宅で奥さまの手料理のおもてなしを受ける。僕もお相伴に与り美味しく頂く。日付が変わる前にホテルに戻り、明日の支度をして眠る。

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アフリカ出張記(5): Postcards from East Oceanside

今日から10月。朝6時には起きて支度を始める。7時過ぎにホテルをチェックアウト。ロビーで友人らへの手紙を書き上げ、ベルキャプテンに渡す。果たして無事に届くのか怪しいが… 7時半にホテルを出て空港へ。恙無く出国し、ラウンジで休憩。お国柄が出るというべきか、中は雑然としていて新聞も2日前のものしか置いておらず、飲み物も余り冷えていないが、トニックウォーターを飲みながら時間を潰す。エチオピア航空805便はB737-700。座席が役員の隣になって仕舞い恐懼する。離陸して暫くするうちに赤道を越え、生まれて初めて南半球へ。地球の反対側とはいえ体に感じる変化は何もない。12:55の定刻にタンザニアの首都、ダルエスサラーム空港に着陸。ボーディング・ブリッジに出た途端、猛烈な湿気を伴う暑さに襲われる。入国カードの職業欄に”Company Employee”と書いて提出したところ、入国審査官にこの職業は何だと言われる。いわゆるBusiness Manだと答えると、「ならば、”Business Man”と書きなさい」と言われ書き直すことに。現地のエージェント差し向けのワンボックス・カーで市内へ。日本から運んできた日本仕様と思しきトヨタ車だが、エアコンの効きが悪く仲々涼しくならない。道路は左側通行で、信号機が日本と全く同じ形をしているのが目を引く。日本政府の援助で設置されたものらしい。今日はタンザニアのラマダン明け休日にあたるらしく、市内は閑散としている。宿泊先のホテルはやけに豪華でビックリする。休日だが、お客さんが会ってくれることになり一同で面談。夕方、ホテルに戻る。日本大使館の方がホテルで会って下さることになり、ホテルのカフェで面談。散開後、ホテル内のチャイニーズ・レストランで夕食。中華料理と銘打ってはいるが、「サシミ」「フトマキ」「カレー」「ナシゴレン」もある。グリーンカレーを頼むが仲々美味しい。鼻炎がひどくなってきたので、薬を飲んで眠る。

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アフリカ出張記(4): For the moment

朝6時には起きて身支度をする。今日がラマダン明けの休日になったと昨晩大使館で聞かされていたが、果たして朝からコーランの大音声が聞こえてくる。8時半にホテルを出て客先の役所を訪問。が、休日となった所為でオフィスには誰もおらず、ガランとしている。当初予定していた高官との面談は流れて仕舞ったが、偶々出勤していた別の幹部が会ってくれることになり、意見を交換。その後、別の政府高官との面談。こちらは予定通りに進む。昼食は、エチオピア料理のレストランで地元の有力者との会食。いわゆるバイキングだが、みな大味で肉はやや硬い。午後、アポイント3件を続けざまにこなし、くたびれる。とはいえ、休日にわざわざ時間をつくって会ってくれる人たちに感謝しないわけにゆかない。夜、一旦ホテルに戻ってから、お客さんと中華料理の会食。ガソリンスタンドに併設された建物で、見た目はいかにも怪しく、黒人女性がチャイナドレスらしき服を着て給仕していて気持ち悪さに拍車がかかるが、出てくる料理はどれも美味しく、すっかり満足する。ホテルに帰り、明日の出発に向けて荷造りを始める。

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アフリカ出張記(3): Italian Restaurant

朝7時に起きて、身支度をする。ホテルの朝食は高いうえに食べ過ぎるが分かっているので、日本から買ってきたビスケットと、ミネラル・ウォーターで済ませる。9時前にホテルを出て、会社の事務所に向かい、現地人スタッフからのレクチャーを受ける。皆、訛りはあるが分かりやすい英語を話す。10時から客先を訪問。暖かく迎えてもらう。お客さんと市内のイタリアン・レストランで昼食。イタリア占領時代からの店らしく、古めかしくやや狭いながらも落ち着いていて料理も美味しい。午後、引き続き客先を訪問。夜、日本大使のお招きでディナー。大使公邸の中に入るのは生まれて初めてだが、国民の税金をふんだんに使った施設という事前の予想は的中。とにかく驚く。同じく招待されていた現地の方々とも和やかに歓談し、宿に戻る。ホテルのバーで一杯やってから部屋に戻る。

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アフリカ出張記(2): Dance to the Music

何時間寝ただろうか。「お客様、朝食です」の声に起こされる。暫く食べられなさそうなので、和食を選択。何皿も出てきて美味しいが、トランジット中にも、次のフライトでも食べることになるのは分かっているのでほどほどにしておく。ドバイ国際空港には定刻朝4:25に到着。トランジットエリアに出るため金属探知器をくぐると僕だけ警報が鳴るので、靴を脱がされ時間を取られる。同行の営業課長の案内で、ダイナース・クラブのラウンジに赴く。エミレーツ航空のラウンジは世界中に向かう客でごった返すので空いていて静かなこちらが一種の穴場として社員の間で利用されているのだという。確かに客数も少なく、食べ物や飲み物も充実しているし、無線LANも繋がる。仕事の書類をチェックしつつ、3時間近くゆっくり過ごす。

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アフリカ出張記(1): Keep Discovering

朝9時に起きる。部屋を掃除して、妻のつくる朝食を食べる。荷造りをいよいよ開始。パッキングは妻の得意分野なので手伝ってもらうが、荷物の絶対量が多いのでトランクに入り切らず、ボストンバッグを別途チェックイン・バゲッジに仕立てることに。手荷物もパンパンなので、エクセス・チャージを取られないか心配になってくる。妻が昼食もつくってくれ、美味しく食べる。夕方家を出て、見送りに来てくれる妻を伴って羽田空港へ。これまで海外出張といえば成田が当たり前だったので妙な気分だが日比谷線?都営浅草線?京急の乗り継ぎで到着。

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壮行会

朝7時半に起き、普段通りの時間に出勤。役員用の出張資料が、ほぼ全面的に差し替えが必要になり対応に追われる。夕方、ようやくにして作業にひと段落つき、部の面々が僕の壮行会を開いてくれる。名目がついただけで単なる呑み会なのだが、色々と励ましてもらう。美味しいぶどう酒をご馳走になり満足する。21時前にオフィスに戻り、持って行く書類や土産物の最終的なチェックをする。携行品が多いので、タクシーに積み込んで帰宅。荷物のパッキングは明日やることにして、とっとと眠ることにする。

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ブリーフィング

朝7時に起きて、テキパキ着替えて支度する。連日寝不足なのだが慣れてくるとこれが普通になって仕舞うから怖い。朝食は食べないつもりだったが、妻が用意してくれたので頬張って家を出る。朝から着々と会議の準備。11時から取締役に出張のご進講。不確定要因も多いが一応了解頂く。昼休み、銀行に行ってお金をおろす。午後もあっという間に時間が過ぎる。夜、社外の方と簡単な打ち合わせ。22時前に帰宅して、出張の荷物の選定を始める。ふと鏡で自分の顔を見ると、物凄く疲れているのに気づいて自分でも驚く。

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デスク・ワーク

眠いが朝7時には起きる。妻もつきあって起きてくれ、朝食をつくってくれる。9時前に出勤してセッセと仕事。社内の打合せを2件こなし、引き続きデスク・ワーク。昼ごはんを食べる機会を逸したため、SOYJOYとせんべいで食べつなぐ。夜、日付が変わる前に帰宅して、家で引き続き作業。

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