Category: Diary

体育の日

朝8時に起きて、「だんだん」を見る。まだ全部溜め録りを見終わっていないのでキャッチ・アップ出来ていないのだが、何となく話の筋は見えてくる。新入社員の頃、上司が「ステラ」を定期購読していて「どぉしてネタバレ本をわざわざ読むんだろう」と不思議だったのだが、出張が続くと粗筋を把握してくことが重要なのだと今頃気づかされる。10時過ぎに家を出て、京王線の布田へ。国道20号線沿いにある「神戸屋レストラン」で義父母と義姉夫妻と食事。妻の通っていた大学が近くにあり、長らく行っていなかったのでここにした。パンが食べ放題なのが嬉しい。食後、新宿に出て京王百貨店で買い物。夕方帰宅し、家で何もせずぼんやり過ごす。夜、日付が変わる前に眠る。

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疲れが出たのか、朝仲々起きれない。昼過ぎに家を出て、3ヶ月前にも行った玉寿司で遅めの昼食。行列が出来ていたが、さして待たずに店に入れる。あれこれ食べて満足する。食後、有楽町のビックカメラに向かい、出張中の写真をプリントする。待っている間に、パソコンや携帯を見て過ごし、無印良品のカフェで時間を潰す。写真を受け取った後、銀座の三越でショート・ケーキを買って帰宅。出張中に溜め録りしておいた「篤姫」を2週間分見ておき、明日に備える。お昼を食べ過ぎたので夕食は取らず、妻にケーキで4日遅れの誕生日を祝ってもらう。夜、日付が変わる頃就寝。

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仕事再開

朝7時前に起き、いつもより早めに出勤。朝から粛々と仕事。あっという間に一日が過ぎてゆく。久しぶりに缶コーヒーを飲む。こんなに美味しかったかと思う。不思議と時差ボケは襲って来ない。夜、終電前に帰宅。

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アフリカ出張記(13): Time to Destination

眼が醒めると朝食の準備が始まっている。クレープとカフェオレを頼む。成田空港に定刻7:55に着陸。今まで面倒だったのでネグっていた検疫検査表を提出する。特段何を聞かれるでもなく、職員が引き換えに黄色い紙片をくれる。読んでみると、「この人は感染症に罹っている恐れがあるので診断の際は早合点しないように」という医師への通達。帰国後具合が悪くなって病院に行ったらこれを出せということらしい。荷物の引き取りを終え、税関を無事に突破。クルマで帰る役員と別れ、成田エクスプレスのチケットを買う。着席すると、途端に眠くなってくるが、ここで寝ると時差ボケが酷くなると思い我慢する。東京駅からタクシーに乗り、出社。上司に無事の帰国を報告し、丸2日着替えていないのでまずは着替えて体を拭く。機内でまとめておいた出張報告をプリントアウトして推敲する。出張の間、山のように積み上がってしまった書類の山を片付ける。午後、上長に呼ばれて、来週から入社する方のメンターになるよう命ぜられる。この僕に務まるというのか。21時過ぎに会社を出て、タクシーで帰宅。約2週間ぶりに妻と再会し、荷物を解く。日付が変わる前に眠る。

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アフリカ出張記(12): Here is Our Street

ひと眠りしているうちに明け方になり朝食が供される。まだ真っ暗のシャルル・ド・ゴール空港に約45分の遅れで着陸。僕自身のトランクは成田までスルーだが、他の同行者が預けていた荷物が出てくるのを暫く待つ。同じ便に乗っていたフランス人ビジネスマンと役員がフランス語で談笑している。この役員がフランス語を解することは知っていたが、ここまでペラペラとは思わずたじろぐ。タクシーでパリ市内へ。真っ暗の高速道路を走る。途中、朝の渋滞に巻き込まれ、パリ支店への到着が予定よりも遅れてしまう。挨拶もそこそこ、近所にある取引先を表敬訪問。話が思いの外盛り上がり、1時間以上も歓談。辞去した後、役員が支店のそばの店で靴を買うというので、下々は近所のカフェで休息。夏の旅行ではパリ市内を歩かなかったこともあり、実に久しぶりにこの街の匂いをかぎながらコーヒーをすする。役員の買い物が終わるのを待って、タクシーで再び空港へ。我々がビジネス客であることを見てとって、運転手が猛然と飛ばしてくれ、30分もかからず第2ターミナルに到着。オランダに向かう社員と別れ、役員の免税手続きを手伝う。
「なんだ、凄い行列だな」
「これが目的でパリに来る日本人が大半ですから。今はまだ少ない方ですよ」
「そうか」
出国後、ラウンジに落ち着いてから、役員を置いて免税店で買い物。搭乗まで時間が殆どないので、クッキーなどを見境なく買い漁る。搭乗しようとすると、役員が、グランドスタッフに何やら説明を受けている。ファースト・クラスの乗り継ぎ客には構内を歩かせないよう専用のクルマを用意しているので次回からはどうぞお使い下さい、と丁重に言われた由。今回は空港の外に出て仕舞っているのでどの道関係ないのだが、およそフランス人らしからぬお節介ぶりに、役員も苦笑い。エールフランス276便は定刻の出発。16年前、生まれて初めてフランスに来た時に利用したのと同じ便なので感慨深い。当時はまだ喫煙席が存在していて、引率の先生がプカプカと吸っておられたことを思い出す。あの頃ジャンボ機だった機体はB777-200に変わっているし、座席も今日はビジネス・クラス。時間はもう引き返しはしないのだな、と妙な気持ちになる。わざとらしいまでに愛想の良いスチュワードに背広の上着を預けて腰掛ける。離陸後間もなくして食事が供される。昨晩食べたばかりのフォアグラをまた食べてしまう。変わらず美味しい。メインディッシュはチキンにする。眠いのをこらえてレポートを書きあげ、日本時間の27時過ぎにシートを倒してひと休みする。

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アフリカ出張記(11): Birthday Boy

朝6時過ぎに起きる。眠いが、お湯が出るようになったのでシャワーを浴びて身支度を整える。ホテルをチェック・アウトしてから客先を訪問。官庁なのにエレベータが故障しており、8階(日本式の9階)まで階段を昇る。面談を終え、近所のカフェで休憩。まるで欧米のようなつくりで、ショウケースにはパンやケーキも並んでいるのが眼を見張る。イタリアン・レストランで昼食。ピザとパスタを頼む。ピザは美味しいが、パスタはまるで冷凍食品のようで正直言って頂けない。午後、アポイントがもう1件入ったので出かける。面談後、そのまま空港に向かう。夕方の渋滞に巻き込まれそうになるが、何とか切り抜けて到着。ここでお別れとなる南アの駐在員にお礼を申し上げてからチェック・インを行う。が、機械が故障して手続に時間を取られる。ようやく自分の番になる。エール・フランスなのでフランス語が通じ、チェックイン・バゲッジは成田まで直送するよう依頼する。と、職員が突然、”Ah!”と叫ぶので怪訝な顔をすると、「アナタ、今日誕生日だね。おめでとう!」と言ってくる。
「よく分かったね。32歳だよ。」
「だってパスポートに書いてあるじゃんか。」
こんなやり取りの後、無事出国を果たしてラウンジで休憩。ラウンジとはいっても、1970年代のような趣のホールで、飲み物は2杯まで無料だが3杯目からは3ドルだとか、トーストは半切れで5ドルだとかいろいろうるさい。とりあえず、ビールとポテトチップスを確保して一息つく。普段は酒を余り呑まないが、アフリカでの仕事が全て終わって安心したのでカールスバーグをゴクゴク飲む。ビールはこんなに美味しい飲み物だったかと思う。AF929便はB777-300。ゆったりしたシートに身を沈めるとたちまち眠りこけてしまう。いつ離陸したのかも分からないまま、眼が醒めるとミール・サービス。久しぶりにフォアグラを食べる。濃厚で美味しい。メインディッシュは牛肉のシチューにするが、肉が固くてさして美味しくない。デザートのシャーベットを食べた後、座席を真っ平らにしてまた眠ることにする。

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アフリカ出張記(10): The China Syndrome

朝5時半に起きて、さっさと着替えてホテルをチェックアウト。空港に向かうと、物凄い混雑。とりわけ、これから乗るアンゴラ行きの便は満席で、長蛇の列ができており、搭乗クラスに関係なく一列になれと言われる。すると、スターアライアンス・ゴールドメンバー専用カウンターがガラ空きなのが眼に入ったので、役員と支店長を促して向かう。アンゴラ行きはここではダメだ、とゴネる職員に、そんな筈はない、急いでいるんだ、と凄んでチェックインをして貰う。出国し、ラウンジで朝食代わりにマフィンを食べ、搭乗までの空き時間を利用して土産物屋で少しだけ買い物をする。出発ゲートに向かうと、物凄い人混みに圧倒される。大半が中国人労働者。無秩序に蠢く大行列に身を任せ、何とか搭乗。多くの乗客を捌くためか、長距離用のA340-600があてがわれており、4時間足らずのフライトなのにシートが真っ平らになる。おかげでぐっすり眠る。アンゴラのルアンダ空港には定刻よりも早目に着陸。降機して連絡バスに乗り、ターミナルの建物に着くや、皆我先に入国カードを奪うように受け取る。この国の決まりで、イエローカードを一枚一枚確認した上で入国カードを配ることになっており、早く受け取らないことには入国手続き自体が遅れることになってしまう。ビジネスクラスだったこともあり、殆ど待つことはなかったが、エコノミークラスで降り立つと、中国人同士が乱闘さながらにカードをひったくってゆくのだという。無事入国は果たしたが、荷物がなかなか出て来ずやや心配になる。20分近くたって漸く出てきて、税関の荷物検査に臨む。女性の検査官が、早口でアフリカ訛りの英語でまくしたててくる。
「ごめん。ゆっくり話してくれる? フランス語話せない?」
「え、フランス語? それは無理ね。これは何?」
「お客さんのギフトだけど」
「中身を見せて」
「包装ほどいちゃったらギフトにならねえだろ」
「いいから開けて」
哀れ、包装紙はぐちゃぐちゃに。ともあれ、何も没収されることもなくアンゴラの地に降り立つ。現地のエージェントの車でホテルへ。物凄い渋滞と、埃っぽくて薄汚れた街並み。これぞアフリカという感じがしてくる。ようやく渋滞を抜けホテルに着くが、社会主義時代の名残か、チェックインの手続き自体が面倒で、かつ従業員の動きが緩慢。30分以上も待たされてから部屋に入る。内装は一応キレイになってはいるが、いかにも古めかしいつくりで部屋の中はカビ臭い。これでもルアンダ市内で一番のホテルだというから、二番以下はどうなっているんだろかと考えてしまう。荷物を置いた後、客先を2か所訪問。夜は、ポルトガル料理のレストランに向かう。前菜にムール貝のグラタン、メインディッシュはポルトガル風ステーキなるものにすると、クリームソースの上にステーキが乗っかり、ポテトが沢山盛られていて美味だった。物凄く眠くなってくる。日付が変わる前にホテルに戻り、お湯が出ないのでタオルで体を拭くだけにしてベッドにもぐる。

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アフリカ出張記(9): Looking for a Rainbow

朝7時過ぎに起きて、9時前に朝食。シャツと背広をクリーニングに出しておく。10時過ぎにホテルを出て、支店長の案内でプレトリア近郊にある、オランダ系白人がつくったフォールトレッカー・モニュメントを見学。ピラミッドのような威容だが、これもみんな奴隷の黒人がつくったのかなぁなどと考える。その後、ヨハネスブルグに戻り、アパルトヘイト博物館を見学。こんな明からさまな人種差別が、現代に至るまで続いていたことに驚く。オランダ人の心根にあるメンタリティというものなのだろうか。ホテルへの帰途、カフェ・レストランに立ち寄りハンバーガーを食べる。この界隈は高度なセキュリティで守られていて、車の出入りもいちいちチェックを受けるので、治安の悪いヨハネスブルグでも安全に外を歩けるのだという。確かに賑やかだ。食後にアイス・コーヒーを頼むと、バニラアイスとコーヒーを混ぜた一種のシェイクが出てきて驚くが、甘くて美味しい。午後、ホテルに戻ると、早くもクリーニングが仕上がっている。再びショッピング・モールをうろつく。日曜日なので、早く閉まる店も多いが、昨日も冷やかした大きなスーパーマーケットを歩く。夜、支店長宅で、駐在員とその家族を集めての夕食会に招かれる。あれこれともてなして頂き恐縮する。先日会った元の上司も来ていて、妙に積極的に話しかけてくる。上司だった頃には殆ど口も効いてくれなかったのだが。こういう席で場の雰囲気をぶち壊しても詮無いので、取り敢えず普通に会話する。その元上司、以前僕もシゴかれたこともある別の上司のことを「アイツのフランス語は大したことないんだろ?」などと言ってくる。僕は間近に接してその方のスキルの高さを知っているので「あの方は時々吃音は出ますけど、バリバリに出来ますよ」と反論する。どんなつもりで言い出したのか分からないが、せめてご自身がフランス語を話せるようになってから他人のスキルを評論すべきだろう。まぁ、この人物らしいと言えばその通りかも知れないが、人の言い草を悪く受け止めようとすればいくらでも悪く言えるということも事実なので、自戒を込めて必要以上の反論はしないことにする。この御仁の二度目の奥さまもお見えになっていて、役員が、「失礼だけど、この中で一番お若いご夫人はどなた?」と聞かれてその奥方がやや恥ずかしそうに手を挙げていたのが印象的だった。あれこれと飲み食いして、帰ろうとしたら、例の御仁が「ミズノ、ありがとう」などと言ってくる。別に礼を言われる筋合いもなく、どういうつもりで口にしたのか皆目見当がつかないが、自分が役員の面前で悪く言われることもなく、安心して思わず出てしまったのだろう。あぁ、この人は全く変わらないんだなぁ、と思いながら、適当に挨拶して支店長宅を辞去する。ホテルに戻って、荷物をまとめてから床に就く。

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アフリカ出張記(8): Side by Side

眼が醒めると、部屋が海に面していることに気づく。朝日が差し込んできて気分が良い。ホテルのテラスでのんびり朝食。部屋を片付けてからチェック・アウト。昨日と逆の道を、再び凄いスピードで走って行く。ダーバン空港でもラウンジで休憩。南アフリカ航空546便は、往路と違いエアバスA320。また役員の隣席になってしまう。今回もミールサービスがあるので、コーヒーだけにしておく。一昨日泊まったホテルに再びチェック・インし、部屋に荷物を置いた後、支店長の案内で近所の日本食レストランで昼食。焼鳥丼とうどんのランチセットを注文。日本と変わらない味で美味しい。食後、ホテルに戻り自由時間になったので、ホテルの隣にあるショッピング・モールを冷やかす。物凄い広さに圧倒されつつも、絵葉書や土産物を整える。建物の中にいると、この街の治安は本当に悪いのかとさえ思ってしまう。夜、支店長や駐在員に案内され、近所の中華料理店で夕食。あれこれと小皿料理を注文する。どれも美味しい。役員はお酒を極力飲まないようにしているらしく、今回もジャスミン茶のみ。ホテルに戻って、風呂に入ってから眠る。

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