女性を強姦したかどでいつの間にか有名になってしまった山口敬之氏だが、この方は米国駐在中に、ベトナム戦争で韓国軍が現地人女性に売春させていた「韓国軍慰安婦問題」を国立公文書記録管理局公文書からすっぱ抜いた敏腕記者。

いわゆる従軍慰安婦問題で日本だけを悪者にしたい人たちにとっては、こうした取材は極めて目障りなはず。米国政府の公文書の信憑性は高いし、後から改竄することは難しいだけに。

もしも僕がこの目障りな人物を始末したいと考えるならば、山口記者の社会的信用を失墜させるだろう。スキャンダルをけしかけて「こんな輩の記事を信用しますか?」と煽れば、彼の取材は注目されなくなる。そして、女性問題のスキャンダルであれば「こんな輩が韓国軍慰安婦を追及する資格はない!」という流れに持ってゆくことも可能だ…

そして今、山口氏を取り巻く状況はどうなっているか。
上述の視点での分析や調査が、保守陣営からも殆ど見られないのはいささか奇妙な気がする。

そもそもの話、強姦被害者とされる女性はどういう出自で、どういう理由で山口氏に接近したんだろう。
たまたま富士山に登ってしまう人はいないように、山口氏とキャバクラで知り合った後、たまたまサシで食事に行くことはなく、女性自身に何らかの動機があったはずなのだが。
どうして富士山に登りたくて、登るために何の準備をしていたのか、いなかったのか。
女性はジャーナリスト志望とのことだが、その為に今までどんな研究や取材をしてきたのか。

それにしても、密室での秘め事を後から強姦と指弾されても証明しにくいわけで、はめたつもりがはめられたのだとすれば、ある程度の同情はするものの、いわばマークされている人物である山口氏が行きずりのキャバ嬢とエッチしてしまったのは実に迂闊としか言いようないと思う。若い子にいきなり言い寄られたり、簡単に身体許してもらえるほどモテないでしょオッサン、フツーに考えたら…

 

月刊Hanada2017年12月号 [雑誌]
飛鳥新社 (2017-10-31)